All Things Are Impermanent

世界は一瞬たりとも同じ状態を留めることは出来ない。

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

本当に買うべき「ジェイムズ・ブラウン」のCDは? <ベスト盤>

まず最初はオールタイムベストを! JBの場合、オリジナル盤はもとより、星の数ほどのベスト盤が出ています。なおかつ、粗悪なものから丁寧なものまでピンキリの幅が激しすぎるんです。そんな状況で、これからJBを聴こうとしている人はどれが良いのかなんて分…

本当に買うべき「ジェイムズ・ブラウン」のCDは? <序章>

CD出しすぎでしょ、いくらなんでも。JBの映画が公開されて、オリジナルアルバムが安価でリリースされることは絶対的に良いことだと思いながらも、30年来のファンである俺なんかは腑に落ちない部分もある。大体において、JB、JBって騒いでますけど、おいちょ…

豊かな時間を過ごした感覚 青山にあったレコードショップ <パイドパイパーハウス>

僕が大学生のとき、青山にパイドパイパーハウスというレコードショップがあった。青山通りから骨董通りにちょっと入った右側だっけ。僕の場合、行ってた学校が広尾の辺りだったので、六本木通り沿いのコカコーラ本社があった交差点から青学の横をぐーっと抜…

ウディ・アレンのサントラ早わかり! Music From The Films Of Woody Allen(3CD)

久しぶりにいいCDに出会った。「Music From The Films Of Woody Allen」という3枚組みのコンピレーション。ウディ・アレンが手がけた映画からオールドジャズを中心に編纂されたオムニバスアルバムだ。僕なんかがとやかく言うのも野暮なくらい見事な選曲で、…

キラキラの魔法 松田聖子 <夏の扉>

1981年4月、僕が高校生になった春にリリースされたシングル。そんなタイミングも相まってか、この曲は僕のキラキラベストテン第1位を30年以上守り続けています。ジャケットこそ落ち着いた雰囲気ですが、このサウンドのキラキラ感は半端じゃありません。 も…

トロムソ・オーロラ紀行 #11 トロムソ大聖堂〜アムンゼン像

~Looking For The Northern Lights~ 1861年に建てられたノルウエィ唯一の木造建築による大聖堂。日本でいうと幕末期ですね、長崎の大浦天主堂と同じ年代に作られています。市街の中心部に位置していることもあって、この街のシンボルと言ってもいいでしょ…

さよなら70's 山口百恵 <さよならの向う側>

80年8月に発売された山口百恵の事実上のラストシングルです。ある意味、70年代的なものの終焉を示唆する曲でもあるでしょう。彼女は同年3月に芸能界からの引退を発表し、10月には大衆の前から姿を消しました。一方、4月には松田聖子が「裸足の季節」でデ…

全てがリアルになっていく JAGATARA <みちくさ>

1987年12月、JAGATARAが自主制作で発表したアルバム中の名曲である。大好きな音楽は星の数あれど、ここまで大好きな音楽はない。大体において僕の場合、アーティストを好きになるというよりもその楽曲が好きになるタイプなのだが、JAGATARAのヴォーカルであ…