All Things Are Impermanent

世界は一瞬たりとも同じ状態を留めることは出来ない。

本当に買うべき「ジェイムズ・ブラウン」のCDは? <ライブ盤>

選ぶのが難しい、本領発揮のライブ盤 

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JB道、ファーストステップはオールタイムのベスト盤を買うべき。とお伝えしましたが、さあセカンドステップは何でしょう? そうです、彼の活動の中心にあったのは紛れも無くライブパフォーマンス。であればやはり、ライブ盤を聴いてみるのがベターなのですが、その中からさらなるベストを選ぶとなると、うーん、これが非常に選びにくい。特に60年代中盤から70年代前半にかけては並々ならぬパワーを放出していたミュージシャンだけあって、本当に甲乙つけ難いんですよ。とても悩みます… まあ、とりあえず時系列で記してみましょうか、JBのライブ盤。カッコ内の表記は(録音年/発売年)です。

① Live at the Apollo(1962/1963)
② Pure Dynamite:Live at the Royal(1963/1964)
③ Live at the Garden(1967/1967)
④ Live at the Apollo, Vol.2(1967/1968)
⑤ Say It Live and Loud:Live in Dallas(1968/1998)
⑥ Sex Machine(1969/1970)
⑦ Love, Power, Peace:Live at the Olympia, Paris(1971/1992)※
⑧ Revolution of the Mind:Live at the Apollo, Vol.3(1971/1971)
⑨ Hot on the One(1979/1980)
⑩ Live in New York(1980/1981)
⑪ Live at Chastain Park(1985/1988)
⑫ Soul Session Live(1988/1989)
⑬ Live at the Apollo(1994/1995)

と言うことで全13枚。で、70年代後半以降のアルバムはいったん無視してもらって大丈夫なのですが、問題は赤字の8枚。うーん、マジで選べません。だって、どれを聴いたってJBが僕の目の前で激しくシャウトしてる感じがするし、年代順に聴いたら聴いたでファンクがどうやって進化していったのかもよく分かるから。そう、JBの歴史はそのままファンクの歴史といっても過言じゃないのです。だから本当は62年のアポロから71年のアポロまでを全て買い揃えることをお勧めしたいのです。なので、この8枚に関しては、次回以降のコラムで1枚づつ解説しますから、みなさん自身で選んでみてはいかがでしょう。ごめんなさい、僕は選べませんでした。8枚全てが外せません。